| てぬコレではてぬぐいについて深く掘り下げていき、昔ながらの注染でどんなデザインが可能か?ということを、デザイナーが考え提案していきます。てぬぐいができるまでには10人以上の人の手を経ています。
ここではてぬぐいができるまでの工程を紹介します。てぬコレのてぬぐいは、さらしは愛知県知多市の丸佐織物株式会社、形紙は伊勢白子、染色は浜松の武藤染工株式会社さんで染めてもらっています。 |
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1.
織機工場
てぬコレメンバーは愛知県知多市にある、丸佐織物株式会社の工場を訪ねました。こちらの工場で、てぬコレの手ぬぐいを織っていただいています。
お忙しい中、代表・竹内利久さんとご子息の佐利さんにお話を伺いました。
現在、この工場では約500台の織機がフル稼動しています。一日に毎日3万本(手ぬぐい1本900mmとして)を生産しています。
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2.
版下提出
デザイナーが考えた実物大の版下を提出します。
手ぬぐいの注染という技法は染み込ませて染めていくため、色を隣り合わせることができません。色と色の感覚は2mm以上あけなくてはならないので、デザインを起こす最初から計算に入れます。また、あまりに細い線や小さい点はうまく染まらないので柄は大胆なものが多いです。
ほかにも注染の技法である、細川染めやぼかし、グラデーションなど限られた染色方法でどれだけのデザインができるのか考えています。
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3.
紙型彫り
版下はいったん、型紙彫り職人さんの手に渡ります。
手ぬぐいの紙型はいまも職人さんの手によって彫られています。 最近は機械で掘っているところもあるようですが、正確すぎていまいち味のない染め上がり線になるようです。
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3.
型付け(防せんのり付け)
紙型は工場へ運ばれ、染色をする前に防せんのり付けをします。
職人さんが木枠に紙型を画鋲で留めていきます。ぴしっと張らないとよれたりしてしまうので慎重に作業は進められます。
のり貼り付けは薄すぎても、厚すぎてもうまく染められません。熟練の技が必要になります。
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4.
染色
防せんのり付けが終わるといよいよ染色です。色のさし分けなどは防せんのりで土手を作っていきます。その作業が終わるとやかんで上から染料を注いでいきます。注いでいくことから注染(ちゅうせん)技法と呼ばれています。作業台は下からバキュームのように吸い込んで染料を染み込ませて染めていきます。このため、裏表がまったく同じに染まっているのが特徴です。
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5.
水洗い
染色が終わると洗い場に手ぬぐいは回されます。昔は布に竹を通して人力で川で洗っていたようです。最近ではここだけは機械化されました。染料を洗った水は工業排水になってしまうので工場で浄水してから川へ戻しています。
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6.
乾燥
手ぬぐいを乾燥させます。この工場では室内に干しています。昔は物干し台の上に乗ってするすると上から垂らしていたようですが、事故なども多く危ないことからロープを使って布を持ち上げて干しているそうです。
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7.
巻き取り
手ぬぐいは2時間ほどで乾きますので、乾いたら布を伸ばしながら巻いていきます。ここも人の手によって行われます。綿がよれてしまわないように人の目で確認しながら作業が進められていました。
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